Miyoのハンドメイドレポ

料理・製菓・製パン、アイヌ文化や湿地など、 いろいろなことに興味がある Miyo のサイトです。北海道出身。趣味はお料理や手仕事、読書、音楽、運動、野外活動など。このサイトを通して、 手作りの楽しみや自然の魅力をご紹介していきます。

ペカンペ(ヒシの実)と栗の炊き込みご飯

昨年に引き続き、ペカンペ(ヒシの実)料理!
8月末に塘路の方にいろいろ教えてもらったので、実践です。
塘路湖のヒシは、今年は例年よりも時期が若干早めだと聞き、頃合を見て9月上旬に収穫。

水面を覆うヒシの葉
ペカンペ(ヒシの実)
水面を覆うヒシの葉とペカンペ(ヒシの実)

葉の裏側に結実したヒシの実は、成熟すると自然にポロっと離れます。
その直前くらいに収穫するのがベスト。
少し触っただけですぐに採れます。
バットを浮かべて胴長を履き、2人で1時間弱、計800個ほど収穫しました。
洗ってそのまま冷凍し、使う分だけその都度茹でます。

夏~秋に咲くヒシの白い花
葉の裏側に結実したペカンペ(ヒシの実)
夏~秋に咲くヒシの白い花、葉の裏側に結実したペカンペ

収穫した約800個のペカンペ(ヒシの実)

収穫した約800個のペカンペ

 計量カップやペットボトルを半分に切ったものなどにヒシをいくつか入れて麺棒で突くと、両サイドのトゲが取れます!
稲刈りの脱穀のあとの「もみすり」と同じ様な感じです。
こうすると、あとの作業で手にトゲが刺さずに済みます。

両端のトゲを取る前後のペカンペ(ヒシの実)

両端のトゲを取る前後のペカンペ

昨年は2時間以上水にさらしてアク抜きをしましたが、塘路の方にはしなくても良いよと言われました。

お鍋にヒシとたっぷりのお水を入れて、お塩も入れて火にかけます。
再加熱調理をする場合は沸騰して10分、茹でてそのまま食べる場合は沸騰してから20~30分茹でます。
茹で上がったら水にさらし、粗熱を取ります。

そして、昨年一番苦労した皮剥き。
塘路の方に教えてもらった方法はとっても簡単でした!! (写真参照)
カットするのも難しくなく、あっという間にそのままの形で実を取り出せました。

長辺2つをカットしたペカンペ(ヒシの実)
皮をめくって中身を取り出します
ハート形の実を取り出せます
長辺2つをカットして皮を剥き、ハート形の実を取り出します
皮を剥いたペカンペ(ヒシの実)
皮を剥いたペカンペ(ヒシの実)
皮を剥いたペカンペ

平取の貝澤さん宅で栗を拾わせてもらったので、ヒシと栗で炊き込みご飯。
お酒・お醤油・だし汁で炊いたものと、お酒・お塩で炊いたものの2種類。
ヒシと栗がホクホクで美味しかったです^^
昨年作ったヒシだけの炊き込みご飯、今年もやろうかな。

ヒシと栗
ヒシと栗の炊き込みご飯
ペカンペと栗の炊き込みご飯
ヒシと栗の炊き込みご飯
ヒシと栗の炊き込みご飯
ペカンペと栗の炊き込みご飯

あと、塘路で教えてもらったお汁粉も作りたい!
小豆ではなくヒシを砂糖と甘く煮て作る、白いお汁粉です。
次のお休みはそれだなぁ(*^^)

 

ペカンペについて↓