スゲ〆縄クラブ(仮) ついに始動!
スゲ〆縄クラブ(仮)、ついに始動しました^^
NPO法人 人まち育てⅠ&Ⅰ主催の「湿地の恵み復活プロジェクト」の1つ、
『石狩地域産のスゲによる〆縄づくり』!
第一弾の今回は、12名の参加者の方々と共に、
月形町に残存するスゲ群落の一部を収穫させていただき、
農家さんの納屋に干させていただき、
事前に採取したカサスゲの種を蒔き、
掘り取った地下茎で育苗ポットを作りました。
参加者の皆様、協力者の皆様、ありがとうございました!
今回収穫したスゲは、11月27日(日)予定の〆縄作りで使えたら良いなと思っています^^
ちなみに、今回収穫したスゲは以下の3種です↓
・カサスゲ(菅笠や〆縄に多用される)
・ビロードスゲ(名前の印象に反して日本固有種)
・アズマナルコ(別名: ミヤマナルコスゲ)
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元々は身近に生える湿地の植物を綯って(なって)作っていた〆縄。
代表的な素材であるスゲも、近年身近な湿地が激減したために見つからなくなってしまい、また綯う人々の高齢化やコミュニティ力の低下とともに〆縄の石油製品化や輸入品化も進んでいるのが現状です。
この湿地の恵みを再びいただき、伝統文化を後世に伝えるため、スゲ群落の保全やスゲ田などによる材料供給をしていきたいと考えました。
まず今年は、残存するスゲ群落を維持すること、少し収穫してみること(晩秋の〆縄づくりに使います)、タネや地下茎を採って育苗すること、スゲ田づくりのための試験植栽をすることを計画しました。
興味のある方は是非ご一緒しましょう♪
イベントのご案内を希望される方はご一報ください。